2017.08.1|カテゴリー:現場レポート
こんにちは。
マイ工務店の眞井です。
戻り梅雨で蒸し暑かった週末、
伊賀市にて無事上棟式を執り行うことができました。
OB様のご紹介により
今回一緒に家づくりをさせていただくことになった施主様。
奥様同士のミシン教室が一緒だったことが、ご縁のはじまりなのです。
この日のお嬢さんのワンピースも、奥様のハンドメイドで、とても素敵でした。
家づくりにも大変勉強熱心で、各見学会やセミナーにも積極的に参加してくださり
私たちも『その想いに答えたい!』という気持ちでここまで進んでまいりました。
SE構法らしい、がっしりとした躯体が組み上がりました。
この頑丈な躯体が地震の揺れから家を守ります!
施主様は、turk(ターク)のフライパンや、伊賀焼の焼肉用土鍋など
「一生物」と言われる職人の技を生かした道具もお持ちとのことで
薪ストーブの設置も本当に楽しみにされていらっしゃいました。
美味しいお料理と共に、薪ストーブを囲んで家族の時間を楽しむ日が待ち遠しいですね。
本当におめでとうございました。
引き続き、安全第一で丁寧に作業を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
2017.07.26|カテゴリー:家づくりへの思い
こんにちは。
マイ工務店の眞井です。
先日、SE構法を世に提供している
(株)エヌ・シー・エヌ の大阪支店にて開催された
勉強会に参加してまいりました。
◆◇◆
駅からの道中で通った大江橋。
張り出したベランダと、レトロな街燈が印象的でした。
奥に見える重厚な建物は、日本銀行大阪支店。
さすがの迫力です。
◆◇◆
今回の勉強会の講師は
パッシブデザインの第一人者 野池政宏氏。
「パッシブデザイン」という言葉、皆さんはピンときますか?
簡単に言えば「建築的手法によって快適さを実現できるデザイン」といったところでしょうか。
暑かったり寒かったりすればエアコンをつけるといった機械的な手法には頼らず
根本である建物自体を工夫して建築するというような考え方です。
私も家づくりに関わりながら、
どうやったら夏は涼しく冬は暖かい快適な家ができるのだろうかと考えてきました。
そこで辿り着いたのが、パッシブデザインに通じる家づくりだったのです。
ですから、夏を涼しく過ごすため、日本の伝統的家屋の良いところを取り入れたり
アイシネン断熱で高断熱で高気密を追求しする等
より快適な住環境、空気環境をつくるため、自然素材にこだわり
家の中の温度差をできる限りなくすSE構法を、弊社では勧めております。
今回も野池さんのお話は脱線していくほどに面白く、いつも引き込まれていきます。
「ここだけの話ですが・・・」と始まると、必ず場内に笑いがうまれるのです(笑)
ちなみに、オフィスが入っているビルの室内も
SEの骨組みで仕切られています。
◆◇◆
私がSE構法に出会ったのは、もう10年以上前です。
地震の多いこの国で家づくりをしていく中で
「どうすれば安全に、過ごすことができるか」
「いかに快適に、効率的に生活することができるか」について考えてきました。
大切な家族を守りたい、一生ものの住み継がれる家を作りたい。
そんなお客様のご要望に今後もしっかり応えていきたいと思っています。
その為には、より良い家づくりのために、日々学ぶことを大切にし
お客様への提案に活かしていきたいと思います。
今年は本当に蒸し暑い日が続いていますので
皆さまご自愛ください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
2017.07.5|カテゴリー:構造見学会
こんにちは。
マイ工務店 眞井です。
7/2(日)施主様のご厚意により
葛城市「にぎやかに集う家」にて、構造見学会を開催しました。
構造見学会は、当社にご興味を持って頂いた方には
ぜひ一度足を運んで欲しいイベントです。
今しか見られない家の根幹を為す非常に重要な構造を
今回は、2組6名の方にご覧いただきました。
暑い中、足を運んで頂き本当に感謝です。
≪お客様からの感想≫
「吹き抜けがあるので、『高い高い』が、気にせずできますね」(8ヶ月のお子様のいるご主人様)
「太い梁ですね」
「完成が楽しみです」
「キッチンに立つと景色がいいんですね」
5歳のお子様も、脚立を一人で登り降りして
構造をしっかりチェックしてくれました!
そして見学会の目玉でもある、アイシネン断熱材
のモコモコもじっくり見ていただきました。
安全性も高く、木の呼吸にあわせて伸縮します。
四季のある日本だからこそ快適な室内環境を保つことのできる断熱材です。
今回、見逃され方!!
7/15(土)は大和高田市にて構造見学会開催予定ですので
是非ともご参加お待ちしております。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
2017.07.3|カテゴリー:日々の学び
こんにちは。
マイ工務店の眞井です。
女将ブログと交互に伝えてきました、北海道視察研修レポート。
今回は最終日の様子をご紹介します。
================================================
■ 1日目レポート(インパクトさんショールーム)→コチラ
■ 2日目レポート(旭川家具展)→コチラ
================================================
≪視察3日目≫
この日は昭和木材(株)さんの見学へ。
昭和木材(株)さんは、旭川家具のほとんどのメーカーと工房に木材を供給されている製材会社です。
家具だけでなく、建材メーカーや工務店と広く取り引きされています。
今回は、丸太から製材され出荷までの工程を見学しました。
まず、広い!!さすが北海道です!!
以前吉野で見た工場の広さとは違っていました。
敷地が広いので、置いている材木の糧も違います。
余った材木も、乾燥機用にと、無駄なく使用されていました。
続いて、家具用の塗装の様子を見学。
木の材質や木目に興味深々のメンバー
それぞれ、材料カット⇒塗装⇒金具取付の工程を経て
各工場に運送されていきます。
オーダーメイド、大量生産ではない、それぞれの味あるもの、
やはり、いいですね。
最後に木製サッシの工場へ。
この木製のキッチンにはびっくりしました!
今後、家の中を木製で統一した提案もしていけそうです。
◇◆◇
今回、北海道の家を色々と拝見し、
やはり厳寒の気候、積雪など過酷な条件下で建設されるため
屋根の形が独特だったり、樋がなかったり、雪かきの為に家の途中からはしごが設置されていたりと
奈良では、考えられない風景を見ることができました。
三日間みっちり勉強させていただき、非常に収穫のある視察となりました。
この学びをこれからの家作りに活かしていきたいと思います。
◇◆◇
今回のシリーズの締めくくりは、視察研修レポート番外編(女将ブログ)へと続きます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
2017.07.1|カテゴリー:日々の学び
こんにちは。
マイ工務店の眞井です。
6月20日~22日 北海道へ家具とキッチンの視察に行ってまいりました。
なんと私は『初』北海道!!
空港に降り立った時には、やはり奈良と比べると少し肌寒いものの
良いお天気で、「北海道に来たんだな~」としみじみ。
今回はいつもお世話になっている(株)インパクトさんが
3日間各所の見学アレンジをしてくださいました。
(株)インパクトさんは、厳選した天然木でオーダーメイドの
キッチンや家具を製作販売しておられる会社です。
以前、(株)インパクトさんと
外壁の材木で同じくお世話になっているチャネルオリジナル(株)さんが
弊社を訪問された際、私が「北海道行ったことないですね~」と話したことがきっかけで
今回の視察が実現したのです!
また、6/21から6/25の日程で旭川家具展が行われるという事もあり
その見学も兼ねて、今回の北海道入りが決まりました。
3日間盛り沢山の見学でしたので、視察の模様をブログでご紹介していきたいと思います。
◇◆◇
≪視察1日目≫
まずは、空港から2時間程のニセコ町にある
(株)インパクトさんの家具が取り付けられたお家(別荘)へ。
さすが、別荘です。憧れます。
あと、3つ程の工務店さんともご一緒だったのですが
どの社長さんも、念入りに見て触って見学しておられました。
その後、(株)インパクトさんの札幌ショールームへ。
美しいジェヌイン・キッチン。
もちろん扉も天然素材を使用しているので
良質な木材だけが持つ質感と美しさが楽しめます。
ゆったりとキッチンを実体験できる素敵な空間でした。
◇◆◇
視察研修レポート②(女将ブログ)へ続きます・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます。
2017.06.21|カテゴリー:現場レポート
こんにちは。
マイ工務店の眞井です。
今年は空梅雨のようで、しばらく良いお天気が続きましたが
今週からやっと梅雨らしくなりそうですね。
さて、そんな空梅雨の恩恵を受け、雲一つない晴天だった先日
橿原市にて上棟が無事執り行われました。
◇◆◇
棟梁と大工さんたちの手際の良さと、連携のとれたチームワークで
一日で一気に家の形へと組み上げる様子は、やはり圧巻です!!
天高くクレーン作業が進みます。
こちらの邸宅には、大きな吹き抜けがありますが
このように頑丈な柱と梁で構成されています。
屋根じまいまで進むと
緊張感が解き放たれ、職人たちは安堵感に包まれます。
上棟式を終え、最後にみんなで記念撮影。
◇◆◇
この度は、誠におめでとうございます!
無事にこの日を迎えることができ、大変うれしく思います。
各職人一同、完成に向けて安全第一で進めてまいりますので
引き続きよろしくお願いいたします。
2017.06.13|カテゴリー:現場レポート
こんにちは。
マイ工務店の眞井です。
先日、大和高田市にて「Couture・クチュール~アトリエの家~」が、上棟いたしました。
大きな片流れのSE構法の家の棟が
大工さん達の息のあった作業により、一気に組み上がりました。
◆◇◆
「基礎工事だけの状態だと小さく見えたんですけど、柱が立つと大きいですね。」と奥様。
過去にも、基礎だけを見て「小さいのでは」と
不安になられた施主様がいらっしゃいました。
これはいわゆる目の錯覚によるもので
地縄張りや基礎工事の段階では、平面的に視覚が捉えており
どうしても小さく見えてしまうのです。
上棟をすると、立体的視覚が感じるので、
建物のボリューム感が一目瞭然になりますから、大きく見えるのです。
建物は、このように作業工程により
いろんな表情に変わりながら完成されていくのが面白いですね。
これから壁や天井が出来てくるとまたスケール感が変わります。
ぜひ楽しみにしていてください!
◆◇◆
またこちらの邸宅の二階には、奥様のアトリエを設ける予定です。
もともとは趣味で始められた「帆布のトートバッグづくり」でしたが
「販売して欲しい」との声があり
現在は作品をハンドメイドマーケットで販売されてるとのこと。
※写真をお借りしました
こだわりの材料と丁寧な作業から作られる、美しいスタイルのセンスのいい作品達が
このアトリエから生まれていくことでしょう。
◆◇◆
引き続き、各職人一丸となり丁寧に作業を進めてまいります。
この度は、本当におめでとうございます!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
2017.06.2|カテゴリー:現場レポート
こんにちは。
マイ工務店の眞井です。
少しずつ暑くなってきましたね。
これからは現場の職人たちも毎日戦いです!
さて先日、三重県伊賀市にて地鎮祭が無事執り行われました。
その時の様子をご紹介します。
神主さんが、土地の四隅に紙吹雪(切麻散米)を撒き、敷地の四方お祓いします。
こちらは玉串奉奠の様子。
榊の枝に紙垂(しで)をつけたもので、これを神に捧げます。
私も数々の地鎮祭を経験してきましたが、
今回の紙垂(しで)の裁ち方は、いつも見慣れているものと少し違いました。
調べてみますと、裁ち方・折り方にはいくつかの流派・形式があり
吉田流・白川流・伊勢流が代表的な流派とのこと。
今回はその中の伊勢流だったようです。
やはり、その土地や神社により、様々な形式がありますね。
夏を感じるほどの日差しでしたが、時折吹く爽やかな風を感じながら
土地の神様に、ご挨拶と建築の安全を祈願致しました。
地鎮祭が終わると、いよいよ着工です!
気を引き締め、まずは上棟までしっかり基礎をつくりあげていきます!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
2017.05.13|カテゴリー:現場レポート
こんにちは。
マイ工務店の眞井です。
前夜に木々達が喜ぶ雨が降った先日
澄み切った空の下 橿原市にて地鎮祭が無事執り行われました。
こちらは鍬入れの様子。
盛砂に向かって「エイ、エイ、エイ」と声を出して鍬を3回打ち込みます。
古くは、建物を建てる前の手付かずの土地を鎌で生い茂る雑草を刈り
鍬で土を掘り起こして、鋤で土地を平らに均して土台を造ったと言います。
荒れた土地に人間が手を加える様を、神様の前で三者(設計者、施主様、施工者)が行い
建築のお許しを得る、という意味があるそうです。
いよいよこの場所に、SE構法での頑丈な家が建築されます。
これから順番に各職人がお世話になりますが、まずは棟上げの準備までよろしくお願いたします!
本当におめでとうございます。
2017.05.10|カテゴリー:現場レポート