マイ工務店からのお知らせ

奈良/SE構法/新社屋に採用した木製サッシ「へーべシーベ」とは

2018.02.14|カテゴリー:

こんにちは。
マイ工務店 眞井です。

4月完成予定の新社屋。
皆さまの家づくり同様、しっかり着々と作業が進んでおります。

日々進む社屋づくりを見るのは、何ともワクワクしますね。

◆◇◆

さて、今回はその新社屋のLDKに採用した
「へーべシーベ」の窓についてご紹介します。

うちで取り入れたのは
全開口5m近くあるこちらの木製サッシの三枚引き戸。

そもそもへーべシーベとは
「へーべシーベ」という金具を使用している戸・窓のこと。

この金具により、サッシ同士が密着する為、気密性が高まります。
アルミで作られているサッシと比較すると、1500倍も断熱性が高いそう。

窓は直接外気に触れている部分なので
窓をしっかり断熱するだけでも室温は大きく変わりますね!

へーべシーベはドイツ語で
「hebe(へーべ)=上がる」「schiebe(シーベ)=引く」という意味。
その名の通り「持ち上がって引ける」特長を持っています。

大開口にしたい!
そして大開口は出来るだけ大きなガラスにしたい!という要望があった場合
アルミサッシ・樹脂サッシだと規格品となるので
開口部のサイズが制限されてしまいます。

そこでドーンと大きいサッシを
サイズの制限無く作れるのが木製サッシなのです!

リビングの床に合わせたり、壁の雰囲気と合わせたりして
お部屋に温かみを持たせたり、木材ならではの質感を楽しむことができます。

◆◇◆

製造販売しているのは
元はアルミサッシの製造販売と特殊なガラスのコーティングをしていた
タミヤ株式会社(奈良県磯城郡)さん

開発のきっかけは、環境先進国ドイツへの訪問。
日本ではアルミサッシが主流の中、ドイツの木製サッシの普及率を目の当たりにしたそう。
当時国内に流通していたものは輸入品ばかり。
そこで国産品を作りたいという思いで1991年から製造を始められました。

タミヤさんは木材に3つの工夫をされています。

その1.木材の乾燥
通常、建築用木材の乾燥は、含水率15~18%だが、8~9%前後まで乾燥し
約一年間養生。窓に加工する前に、四季を体験させ12%前後まで戻す。
北海道から沖縄まで、気候や湿度の違う環境で使用できるようにする為、
乾燥の工程は大切にしている。

その2.材料の積層
木を寄せ集めた集成材とは違い、無垢材を態々引き割り一枚ずつの癖を
緩和するよう3枚の板材を接着する積層を採用。
こうすることで反りにくくなり、万が一割れた場合でも貫通しない。

その3.木材の表面仕上げ
雨水や紫外線で表面の木材がどうしても劣化してしまう為
保護する塗装を施す。木材を人の手と目で確認し、丁寧に研磨する。

このような工夫や熟練の技により
高機能高品質のサッシが実現しています。

◆◇◆

木製だと、木の重厚感や経年美化も楽しめますが
やはり気になるのはメンテナンスについて。

主に塗装をする必要があるそうですが
新築1年目と2~3年に1回の頻度で行えば良いとのこと。

その美しい見た目と高い気密性により
以前は別荘などへの納入が多かったへーべシーベも
最近では、学校や幼稚園等への納入が多く
京都の動物園でも採用されているそうです。

新社屋でも、全て開放し
ウッドデッキと室内をつながりを感じながら
皆様に豊かな時間を過ごしていただけたらと思っております。


※完成CGです

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以上長くなってしまいましたが、
新社屋の施工現場は、随時ご見学いただけるようになっております。
このようなお話などをしながら、お気軽にご覧いただけますので
ぜひお気軽にお問合せください!

~ここまで読んでいただきありがとうございます~