火を癒しむ暮らしの家
- 葛城市・W様邸
- Works
街の中心部に近い住宅地よりも、自然豊かなところに居を構えたいと希望されたご主人。子どものころから登山で慣れ親しんだ二上山の麓にW様邸が建ちました。山すその高台にあるため、東側の窓からは奈良盆地を一望することができます。また、敷地の東と南が道路に接して開けているため、採光と通風ともに抜群の好立地をご購入されての家づくりとなりました。
深い軒に守られた外観は、自然と調和し白壁を引き立たせるデザインです。南側に面した道路は二上山の登山口にあたるため、休日はハイカーが行き交います。そんな前面道路から、程よく玄関のアプローチを目隠ししてくれるのが薪置き場です。ひと冬分の薪をストックされるそうです。
リビングルームは東側に大きく開口を設けました。窓を開け放てば芝生の庭に面したウッドデッキにも繋がります。家づくりを依頼されるにあたり、ご主人が最初にご要望されたのが「吹き抜け」と「薪ストーブ」。その両方ともが実現されたリビングルームです。東南角に設置されているのがドイツ・スキャンサーム社製の薪ストーブ。高い燃焼効率とスマートなデザインが特徴です。マイ工務店のモデルハウスにも同社製のストーブが置かれています。
SE構法ならではの大空間でありながら、リビング、ダイニングキッチン、畳スペースと、ほどよく区切られています。さらに、吹き抜けを介して2階のホールとも繋がっているため、心地よいBGMが部屋全体を包みます。
まだ土地が見つからない時にご参加いただいた完成見学会のお宅を見て、マイ工務店にプラン依頼を決めたとおっしゃるW様ご夫婦。「自社のデザインを押し付けるのではなく、住まわれる方それぞれの趣味や特徴をよく汲み取って設計されているなと感じたんです」
そして、できあがった自邸をご覧になられて、「プラン提案時のデザインパースと完成が同じでした。」と喜んでくださいました。一年を通して沢山のご家族、ご友人の集まるW様邸。賑やかな声が聞こえてきそうです。今後も末永いおつきあいをよろしくお願いいたします。