~クチュール~ アトリエの家
- 大和高田市・S様邸
- Works
左官仕上げの外壁と白を基調とした外観デザインが印象的なS様邸。大学でコンクリート構造を学び、耐震や基礎、断熱に造詣が深いご主人と、宮大工だったお祖父様の影響で建築への関心が高い奥様。そんなお2人の希望を丁寧に叶えたマイ工務店との、2人3脚の家づくりが始まりました。
「CADが使えるんです」と、もともとモノづくりが好きで、建築設備の会社でCADでの作図をされていた奥様は、ご自身でこの家の平面図を描かれました。一方、間取りやデザインは全て奥様におまかせしたご主人ですが、大学でコンクリートの強度について学ばれたご経験から、構造や基礎にはこだわられました。その点、木造で最高レベルの耐震性能を誇るSE構法には、ご満足いただけたようです。
漆喰のホワイトとオーク系のブラウンでまとめられたLDK。きめ細やかな質感を叶えるため、フローリングには入手困難な幅広の無垢オーク材を使いました。さらに、人気のため3か月待ちで購入されたというキッチンのTAiGAランプと、ダイニングテーブルのflameペンダントライト。真鍮の質感が空間のスパイスになっています。
収納はすべて造作家具です。リビングのカウンターも、奥様自らが図面を引いて制作を依頼。
「大工さんからは『壁の面(つら)から少し引っ込めると収まりが良い』などのアドバイスももらえました。ミリ単位で正確に作ってもらえてとても満足しています」
日が暮れてライトアップされると、軒裏にシンボルツリーのシルエットが浮かび上がり、
印象的な夜の表情を魅せるS様邸。歴史ある大和高田の街並みに、新たな風を呼び込む存在となってくれそうです。