こんにちは！
アフターメンテナンス担当の上田です。
今回は、2年定期点検の様子をお伝えしていきたいと思います。
最初に気になる点のヒアリングを行い、不具合をいっしょに確認させていただきました。
今回、ご指摘をいただいたのはトイレ建具が閉まる際の音が大きいというものでした。



こちらの建具は、上吊レールのソフトクローズ仕様なのですが、動作確認した際にものスゴイ違和感がありました。
通常ですとソフトクローズは、建具が閉まる際にスピードダウンしてゆっくりと閉まるのですが、この建具はソフトクローズが作動しスピードダウンしたと思った瞬間から加速に転じて勢いよく閉まるという逆仕様に変身していました。
ソフトクローズ本体が故障している可能性が高いので、取替対応させていただくことにしました。

次に取替の様子をご紹介したいと思います。



まず、最初に建具に取付している上吊金具を建具から外します。ソフトクローズ本体は、レール内に納まっているため上吊レールを外して本体を取り出します。



あまり見られる事がないと思いますが、レールの中にはこのような部材が入っています。
説明書にデュアルソフトクローザーと書かれていますが、これは開ける時も閉める時もどちらもソフトクローズが作動するという材料になります。



新しい部材をレール内にセットし、レールを固定します。



最後に建具を吊り込み動作確認を行います。動作に問題ないことが確認出来たら、建付調整を行い完了となります。

今回は2年点検ということでしたが、内装・外装ともにしっかり点検させていただき終えることができました。
お住まい全体からとても大切に使っていただけているのが伝わってまいりましたし、大切に使っていただけてると、ありきたりの表現になりますけど嬉しい気持ちになります。
明日からも頑張れそうです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。