落ち着きのたたずまいの家
- 生駒郡 斑鳩町・O様邸
- Works
生駒郡斑鳩町の、のどかな環境の中に建つO様邸。焼杉を外装に使用した質感や、高さを抑えた落ち着きのあるたたずまいが、周囲の景観に馴染みます。リビングルームのある南面の木製の大開口サッシは、開けた南側の明るさをたっぷりと取り込むとともに、サッシを開放すれば、奥様のご希望でもあった縁側がリビングと一体となり、広いお庭も相まって大きなくつろぎの空間が生まれます。
O様ご夫婦がマイ工務店を知ったのは住宅情報誌で。ホームページで見た建築事例の雰囲気や、会社を訪れた際の、社長・眞井やスタッフの応対が、自分たちが望む住まいづくりに合うと感じ、プラン依頼をしようと考えられたそうです。また、どんな住まいづくりをするかを検討するために、OB宅3邸を一緒に見学。そこでご覧になられた無垢のフローリングや木の窓枠などのナチュラルな質感が印象深く、また、いずれのお宅も良い空気感で暮らしておられるのを拝見できたのも決め手だったとのことです。
建物全体のプランの特徴としては、基本的に1階で生活できること。そのため、リビングや主寝室、水まわりは全て1階に集約されています。リビングルームの1/3ほどを占める畳スペースは、床の高さを1段下げることにより、ほどよい「こもり感」が生まれました。逆に2階は広いワンフロアのホールに。現在は書架と造作のテーブルが設置されていますが、家族の変化に伴い、個室へのリフォームもできることを前提にされているそうです。
リビングルームで印象的なのが木製の断熱サッシ。マイ工務店のモデルハウスで目にして導入されました。断熱・気密性能の良さと、幅広のガラス面の開放感に魅力を感じ、「高価だけど、この家の象徴として」と決心されたそうです。この木製サッシの高気密高断熱性能もあり、冬は床下に設置したエアコン1台だけで、また、夏も2階のエアコン1台で家全体が快適にできているそう。もしも暑かったときのためにと、1階リビングルームに冷房用エアコンを追加できるようにもしていましたが、結局は設置せずじまいだったとのことです。
休みの日には、無垢フローリングやオーダーメイドのテーブルにオイルを塗ったりと、家の手入れをするのが楽しいとおっしゃるO様。家づくりの時を思い返し、「いちばん驚いたのは、着工してからの現場のきれいさでした。監督さん、大工さん、職人さんみなさんが整理整頓をいつもきちんとされていて。これを見たとき、マイ工務店さんに頼んで良かったなと、あらためて思いました」というコメントをいただきました。私たちの住まいづくりへの姿勢を感じ取っていただいて、とてもうれしくなるお言葉でした。