朱雀に佇む30畳LDKの家
- 奈良市・K様邸
- Works
近鉄大和西大寺駅や平城京跡に近い住宅地に建つK様邸。ゆるやかな勾配で大きくかかった屋根形状が特徴的です。
長くせり出した住宅の軒(のき)やひさしは、「家らしい形」を演出するともに、降雨による壁面の劣化を防いだり、夏の熱い日射をさえぎり室内に入れない効果があります。
「マイ工務店を知ったのはSE構法をキーワードにしての検索から。何社かの候補の中から、センスや雰囲気を見学会などで確かめ、お願いすることにしました」とK様。「構造計算で地震に対する強さを証明している、スケルトン&インフィルにより内装部分の変更が容易、そして柱のない大きな空間を作れるなどに魅力を感じました」LDKは、そのSE構法の特徴を十分に生かした空間になっています。また、マイ工務店が標準としている漆喰仕上げの壁の調湿作用や脱臭効果にも関心をお持ちになられたそう。
「吹き抜けは寒いイメージがあったんです」とK様。そのため、LDKにはエアコンを2台、さらにリビングには床暖房も設置されました。「しかし、2月の厳冬期でも床暖房は来客のとき以外は使わず、また、エアコンも1台だけの稼働でひと冬をほぼ過ごすことができました。2階は暖気が昇るのでエアコンは使わずで。高気密高断熱の家って、これだけ違うんですね。もう、前の家には戻れません」と、実際にお住まいになってからのご感想をいただきました。
キッチンは、お子さんがお手伝いをしやすいようにアイランド型に配置。その奥には、宿題スペースにも家事コーナーにもなる多目的なデスクを造作しています。また、奥は、浴室、ガス乾燥機を備えた洗濯室、洗面所、そしてランドリースペースが一直線に並んだ機能的なレイアウトになっています。リビングの一角には、「トレーニングスペース」を設け、ランニングマシンを置くためにあらかじめ床を補強も行いました。
「自分たちが暮らしていく視点で細部にいたるまで考えてもらったことが満足する家づくりにつながりました。家づくりはおまかせするほうが、いいものができますね」」とおっしゃっていただきました。