2018.06.30|カテゴリー:
こんにちは。
個性ある暮らしづくりのお手伝い
マイ工務店 堤です。
先日、大阪が震源の大きな地震には
久しぶりに怖い思いをいたしました。
皆様は大丈夫でしたでしょうか?
その地震の数日後に
京都府八幡市にある岡本銘木店様にて
SE構法の工場見学会が開催され
私も初めてお客様と一緒に同行させていただきました。
今回はその時の模様をレポートします!
◆◇◆
工場へ一歩入ると
既にプレカットされた部材やこれからカットされる部材が並び
木の香りがいっぱいに広がっていました。
そんな中、NCNの方による「SE構法について」の説明がスタート。
まずはじめに
「SE構法は阪神淡路大震災を経て日本で確立された」
というお話を伺いました。
阪神淡路大震災の年に生まれた私は
未体験ながらも学校などで勉強する機会があり
当時の地震の規模が大きかったことは
身近な人からも聞いて知ってはいました。
それが、実は私と「SE構法」は、ほぼ同い年で
さらに地震大国日本でも倒壊した事例がないということに大変驚きました。
ドイツで生まれのSE構法は
より安定して安全性に優れている集成材を採用し
緻密な構造計算を基に1棟1棟プレカットされています。
説明を聞いた後は、そのプレカットの流れを生で見学しました。
全自動でソフトと連動された機械がカットしていきます。
SE金物を取り付ける細かな部分も、綺麗にカットされており、触り心地も抜群でした。
最後は、工場内で少し小さな規模のお家の骨組みを建てる工程
いわゆる お家づくりの上棟を短縮した実演の見学です。
実際にどう組み立てられてどう耐震に強いのかなど
詳しい説明を聞きながら、30分ほどで完成しました。
その後も、ドリフトピンを実際に打つ体験や集成材を割る体験など
盛りだくさんで大変賑やかな会となりました。
◆◇◆
私にとってもこの工場見学会は
SE構法を知るにはもってこい!の良い機会でした。
いくつもの大きな地震を体験している日本ですが
災害の記憶が薄れていくと、日常の中で後回しになってしまいがちです。
今回ご参加くださいましたお客様からは、
「普通では見ることのできないものを見学でき
すごく安心できました。」との感想をいただきました。
遠くまで足を運んでいただき、本当にありがとうございました。
本当に手で触れていただくと、SE構法の素晴らしさを実感していただけます。
家づくり検討中の方、SE構法にご興味のある方には、ぜひ体感していただきたい見学会です。
次回の開催は秋の予定ですので、ぜひご参加くださいね(^^)
〜ここまで読んでいただきありがとうございます〜