株式会社 マイ工務店

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SE構法の家・構造見学会

こんにちは!
マイ工務店の中村です。
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2月25日にSE構法・平屋建ての構造見学会を開催しました。
寒い中お越しいただき、ありがとうございました。


構造見学会では、完成すると見えなくなってしまう家の躯体や断熱などを細部まで見て頂く事ができます。
マイ工務店では、耐震構法SE構法を採用しております。
1月に発生した能登半島地震は、亡くなられた方の9割は建物倒壊による、圧死や窒息が原因でした。
SE構法開発のきっかけとなった阪神淡路大震災でも、
亡くなられた方の過半数が建物倒壊によるものです。
実際の被害を目の当たりにすると、耐震性能の大事さを痛感します。

このように地震が多い日本ですが、
今の建築基準法では、2階建て以下の一般的な木造一戸建てであれば、
構造計算をしていない住宅がほとんどです。
(現建築基準法では、500㎡以下かつ木造2階建て以下であれば、構造計算が義務付けられていません。)
されていないと聞くと不安ですが、昔から多く普及されている在来工法の場合、
壁量計算の上で建築されたお家が多くの割合を占めています。

壁量計算は、平面図上に耐力壁を配置し、
各階の各方向の壁量を算出して必要な壁量をチェックすることで、耐震性の基準を満たすとみなされます。
しかし、この壁量計算は構造の弱点となる開口部や下屋・吹き抜けなどの、
建物形状や積雪荷重などが考慮されておらず、安全性能は不明確です。

壁量計算と構造計算は同じものと思われることも多いですが、
行われる計算内容は大きく異なりますし、強度も違います。
マイ工務店で採用しているSE構法では、
一棟一棟に対し許容応力度計算(構造計算)を行い、数値で家の強さを証明します。
実際に、東日本大震災でもSE構法で建てられたお家で倒壊した家はありませんでした。

躯体の強さもそうですが、
プランの自由度が高いのもSE構法の特徴です。
多くの耐力壁が必要になる在来工法と違い、
柱と梁のフレームに強さを持たせている構法なので、
在来工法に比べると室内の壁が少ないのが特徴です。

ひろびろとした吹抜や大開口のサッシも、耐震性能を劣らせることなく叶える事ができます。
マイ工務店では、SE構法の強みを生かしてプランのご提案もさせて頂きます。

モデルルームの見学やお家に関する相談も、随時承っておりますので、
お気軽にご連絡くださいませ。
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