気温低下乾燥による収縮
こんにちは!
アフターメンテナンス担当の上田です。
今回は、先月伺った6ヶ月点検の様子をお伝えしたいと思います。
最初に気になる点がないかお聞きしたところ、特にクロスの隙間・カウンターの隙間が気になりますとのことでした。
この時期は、どうしても寒さと乾燥で木部の収縮が大きくなることで壁の入隅やカウンター周りは隙間が発生しやすい状況となります。
点検を進めながら、補修作業をさせていただきました。補修前の写真がこちらとなります。
こちらは、クロス入隅の隙間となります。入隅には、ボンドコークというクロス補修材を使用していますが、縮むことで隙間ができ黒い線のような状態となっています。
こちらは、手洗いカウンター壁際の隙間です。木材は全て乾燥材で収縮しにくい材料を使用しておりますが、それでも乾燥等で縮み隙間ができています。
こちらはキッチンカウンターですが、乾燥によって同じように隙間が大きくなりコーキングが切れてしまっています。
修繕方法は、欠損している部分のコーキングを除去し打ち替えを行います。修繕後は、このようになります。バッチリですね。
木材は、呼吸をしていて季節が変わるごとに建物内外で木材の収縮は起きています。これによって生じるスキマは、恐らくなくなることはないと思いますので、メンテナンスが必要な部分であると思います。
あと年間を通してどのように収縮しているかを確認いただける方法をご紹介したいと思います。
既にお気付きの方もおられると思いますが、写真にあるような無垢フロアどうしの隙間をチェックしてみてください。
本当に大きな変化をしますし、夏と冬とでは、全く違う状態になっています
現況を写真に収めていただいて、半年後見比べてみてください。きっと驚かれると思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。