こんちには工務の中西です。
今回は金物、耐力壁の検査についてご紹介させていただきます。
耐力壁とは、地震や風などの荷重に抵抗する能力を持つ住宅を支える重要な壁です。
耐力壁の強度にはいくつか種類があり、面材を留める釘のピッチ(間隔)により強度は変わります。
面材の釘ピッチは外周部と中央部で違い、外周部の釘のピッチを変えることで強度が変わります。
構造計算により耐力壁の位置や強度が決まっているので
検査にて位置は間違っていないか、必要な強度になっているか、使用釘は正しいかなど、さまざまな項目で確認していきます。
耐力壁の検査は2回行いますが、今回は1回目(外部面)となります。
断熱材の施工後に2回目(内部面)の検査をし耐力壁の検査は終わりとなります。
金物検査では梁と柱などを繋ぐSE金物のドリフトピンの抜けや火打ち金物の取付け確認をし検査は合格になります。
他にも細かい項目がたくさんありますが今回はおもに耐力壁について紹介させていただきました。
今後も検査や施工例など、紹介していきますのでお楽しみいただけたらと思います。