2018.02.26|カテゴリー:
こんにちは。
個性ある暮らしのお手伝い
マイ工務店の室です♬
着々と作業が進む、MAI新社屋。
現在、外壁に焼杉を絶賛施工中です。
社長が「以前から使用してみたかった」という焼杉。
最近は、街中でもちょくちょく見かけるようになりました。
そこで今回は新社屋でも採用した焼杉について
少しだけご紹介したいと思います(*^^*)
◆◇◆
焼杉とはどんな資材なのか。
焼杉とは、杉板の表面を焼いてつくる、日本の伝統的外装材。
炭化の効果によって、耐候性と耐久性がアップ。
メンテナンスの手間もかからず、耐火性が高く、
腐食や虫食いにも強いうえ、80年以上も使える素材。
この機能性の高さに加えて
深みのある黒い炭色や独特の質感が人気を呼び
今や日本の伝統的な住宅にとどまらず
世界各地のデザイン住宅で使われているようです!
◆◇◆
そこでまず疑問に思ったこと。
木を焼いているのになぜ強い!と言われるのか(・・?)
では、木の断面を見てみると・・・
表面が炭化されていますね。
つまり、
杉の板の表面を焼く
→灰の層ができる
→木の表面の細胞を壊す
→水に強い素材になる(防水効果)
→腐りにくい(防腐効果)
⇒強度が増す
ということのようです。
◆◇◆
そして次に湧いたムロの疑問。
焼くことで黒い表面になるが、黒だと夏場は熱くなるのでは(・・?)
これについては、焼杉は素材が「木」なので
「金物」とは違い熱伝導率が低い=熱くなりにくいようです。
ちょっと安心しました(^^)
◆◇◆
今回採用している焼杉には
「サンド塗装仕上げ」といって
サンディング後に表面塗装をしています。
※写真お借りしました
しかし、作業中の職人さんの軍手はグレーになっていましたし
頬にも炭が付いていました。
天然木の為、木材特有の「灰汁(あく)」も出たり、反ることもありますが
味わいがあり、張ると濃い黒色をしていとても格好いいです。
これから時間の経過により、一旦色は薄くなって杉の色に戻り
その後黄金色の味わいが出てきます。
また横張り仕上げの為、最終的には落ち着いた仕上がりになると思います。
≪完成CG≫
焼杉が醸し出す独特の味のある風合いが
経年変化によってさらに増し
これからどんな表情を見せてくれるのか、本当に楽しみです♡
こんなシンプルでカッコいい外壁があることを
新社屋を通してたくさんの方に知ってもらえたら嬉しいです。
◆◇◆
ちなみに、木製玄関ドア・天井・軒板には、レッドシダーを。
1階はオーク床、2階はニレ床が施工される予定。
これらも外壁の焼杉と同様にチャネルオリジナルさんで購入しました。
◆◇◆
完成までもう少し!
すっきりと足場がとれた様子をまたレポートいたします(`_´)ゞ
今なら施工の様子を現場でご覧いただけますので
ご興味ありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください♪
〜ここまで読んでいただきありがとうございます〜